「バチカン予言」


第四章

より良い道


1997年7月11日


「貴い子よ、私、主イエスです。これらのメッセージを発信するために、あなたはよくも自己訓練をしていますね。私の子よ、時が近づいています、あなたが真実を書くので、狩りの獣のように追い回されるでしょう。しかし、恐れることはありません。 あなたの仕事が完了したと私が言うまで、だれもあなたを捕らえることはないからです。

さて、私の子よ、今、あなたは実に麗しい山の頂にいます。命の書の番人、キキアラの手を取って、この険しい道を下りなさい。 あなたはこの道の向こう側の洞窟にやって来るでしょう。また、激しい気流に出会うでしょうが、心配しないでもよろしい。あなたを運んでくれる最も熟練した天使があなたにはついているのだから。それから、私の子よ、覚えていておきなさい、あなたは神の力を持っているのです。この力はあなたの進み行く道から大きな石や山さえも取り除くことが出来ます。さあ、行きなさい。そして、与えられたことを記録しておきなさい。」

「私の主よ、今下って行きましょう。私は炎の目をした全身白装束の非常に背の高い御使いに気が付いています。この天使は私のちょうど右手のやや後ろの方にいます。私の主よ、これらの岩は滑りやすいですね。滑り落ちそうです。 この大変滑りやすい岩の上を今にも滑り落ちてしまいそうです。 海藻のようなぬるぬるべとべとしたものが私にくっ付いています。」

「子よ、それを呪いなさい、呪いなさい。」

「ハダ、エシェオ、ハダ。」 訳すと、「お前は溶けて消えてなくなれ」という意味です。すると、それがみんなすぐに消えてなくなってしまいます。それが悪魔のだましごとの一つであったことがわかります。すぐに、実に異常な赤い花が岩の一つからはえ出て来ます。これらの岩は非常に高くてつるつるしています。とても花が生えるようなものではありません。しかし、その生え出て来たものには大きな根があります。その根は張り出て、巨大な岩のてっぺんを覆っています。この小さい花の付いた植物はすぐに成長して大きな木になります。それは背が高くなり、また、よく茂っってきます。それは大きな幹をしていて、多くの赤い花を付けています。

その木にドアが現れます。かっこう鳥が飛び出してきて、「カッコウ、カッコウ」と歌います。そして、その「カッコウ」という声は、まるで多くの声が一度に話しているようで、わけのわからぬおしゃべりのようになってしまいます。「ハイイ、ヘシュノ、アシィディ」。これは訳すと、「私はお前を呪う、灰になれ」という意味です。すると、その木は灰色の灰になってしまいます。

道の前方に暗い張り出しが見えます。それは岩で出来ており、道の上に張り出してちょうど洞穴のようになっています。
「私の主よ、これは悪魔の穴ですね、そこは通過すべきではないと思います。」

「それでは、子よ、そこを通って行かないように。神の力を用いなさい、そして、越えて行きなさい。」

「私の主よ、どのようにすればよいでしょうか。」

「あなたのポケットを探ってごらん、小さな操縦装置があるから。その装置を押してごらんなさい、それが『上に』と言います。すると、神の力がこの罠の上を飛び越えさせてくれます。」

「そこで、私がその操縦装置に手をやると見つかりました。そして、それを押しました、『上に』。私はその道を飛び越えて旅をしています。山のそよ風は涼しく、さわやかです。私は大きな山や谷、また、広くて速い流れの上を素早く上昇します。突然、私はサングラス(訳注:Son-glasses 御子の眼鏡と、通常のサングラス sun-glasses とのかけことばのようです。)を掛けていることに気が付きます。また、なにか、子供が学校に持って行くみたいに、左手には小さな角形の弁当箱を持っています。
「私の主よ、この弁当箱は何のためにあるのですか?」

「子よ、これはあなたの食べものです。この旅は長くなるからです。」
私が言った時に中にあるものを取り出して食べなさい。あなたが疲れたときに、力を与えてくれます。」

「私の主よ、広場が見えます。私はバチカンに向かっているんですね。」

「そうです、子よ、多くの絵画が残っているからです。」

「私の主よ、これはこの惑星で最も邪悪な場所ではありませんか。」

「私の子よ、これは多くの中の一つです。」

「さあ、壁の上で止りなさい。座って下の方を見てご覧、それから梨を取り出して食べなさい。」

「私の主よ、私はこの梨を食べています。 これは、ジュースがたっぷりあってとっても美味しいですね。その汁がどんどん流れ出て私の手と衣服にこぼれ落ちています。汁が落ちる所がみんな白い光を放っています。私の主よ、私の身体が輝いています。手も輝いています。私の頭さえもが照り輝いていますよ。」

「その通りです、子よ。あなたのエネルギーが消耗しているので、あなたを養うための上からの食物ですよ。」

「私の主よ、私はかみ続けますが、なくなりません。この梨は私の口の中ですぐ元に戻るのです。」

「子よ、あなたに言います、それを下に見える広場を掃除しているあの労働者の上に吐き出しなさい。」

「私の主よ、仰るとおりに致しましょう。」

「子よ、あなたの顕微鏡の目でこの男性を見てごらんなさい。だれだかわかりますか。」

「いいえわかりません、私の主よ。」

「その人の背中のしるしを見てごらん。それは何と言っていますか?」

「私の主よ、それは、『フランク・シナトラ』と言っていますよ。フランク・シナトラがバチカンを掃除しています。」

「そうです。」

「どのようにしてなのですか、私の主よ。」

「私の子よ、それを彼の頭の上に吐き出してみなさい、そうすれば、わかります。」

「私の主よ、それを吐き出しましたが、頭の上で跳ね返っただけです。彼がその固いボールを半分に裂きました。」

「そうです、子よ。それから、今、何が見えますか?」

「私の主よ、まるまると太った豚のようなものです。その人は天ばん(cookie sheet)を持っています、それにはソーセージがあったのですが、今は切れ端しだけでソーセージはありません。彼は、それを持ち上げてひっくり返します。いくつかのソーセージの切れ端と数滴の脂が下に落ちます。」

「私の子よ、その脂のシミを見てごらん。」

「はい、見ていまます、私の主よ。この豚そっくりの人がシナトラ氏に変化しました。彼は忙しそうにその脂のシミをこすっています。そのシミを取り除こうというのです。」

「ほら、子よ、これらの脂のシミを見なさい。このシミの後ろからバチカンの方まで、またそのずっと向こうの方までついて行きなさい。それを踏んではいけません、ただその後ろに付いて行きなさい。」

「ですが、私の主よ、私はそのシミの側を歩きたくありませんから、神の力を使ってその上を飛んで行きたいのですが。シミの上を飛んで行くための装置のボタンはありませんか? 私の主よ、どこに、その装置がありますか?」

「いいえ、あなたにその上を飛んで欲しくはありません。それについて歩いて行かなければなりません。貴い人よ、あなたの操縦装置は何処にも行ってはいませんよ。あなたの左手に有ります。」

「私の主よ、確かに有ります。」

「さあ、壁から跳び降りなさい。そして、これらのシミについて行きなさい。例の天使はあなたの横にいますよ。」

「私の主よ、下に降りています。これらのシミは上から見るととても小さく見えますが、実際には非常に大きいですね。ブタさんは力一杯こすっていますが、ちっともきれいになりませんよ。それが琥珀のようになりました、でも、もっと濃いです。彼は、幅広の平坦なほうきで荒々しくそれをこすり洗いしますが、ただ引っ掻くだけです。私の主よ、これらのシミは何なのですか?」

「罪」

「どのようにしてそれらが罪なのですか?」

「子よ、装置を取り出しなさい、そして、それをこのブタの後の大きなシミの方に指し向けなさい。そして、それを押し開けさせなさい。」

「私の主よ、今それをしています、そして、どこか下の方へと通じている階段が見えます。20歳位のシナトラ氏がこの階段を降りて行きます。」

「それから、何?」

「私の主よ、酒を飲んだり、タバコを吸ったり、パーティーをしたり、ばくちを打っている人たちが見えます。それから、だれかがビールのジョッキを床に落とします、すると、それが床に当たって火が付きます。炎は上の方へと燃え広がるのですが、誰も気付きません。一人の女性だけがあちこち走り回って叫んでいるのが見えます。ビールを落とした女性です。彼女はラスベガスのショーガールか、しっぽの付いたいプレイボーイバニーのような服を着ています。彼女は網目のストッキングとハイヒールを履いています。彼女は右手首の上に何かを持っています。それはシャツの袖口です、それは、飾りです。この袖口にはカフスボタンが付いていて、それには、瑠璃(青金石)がはめ込まれているようです
。私の目がこの青くて白い石へと引き寄せられています。何故だかわかりません。炎はこの女性の脚から燃え広がって彼女のストッキングを焼き尽くします。私の主よ、彼女が何かを落とします。」

「それを取りなさい。」

「それを取ります。これは絵ですよ。」

「子よ、その絵の中に入って行きなさい。」

「私の主よ、私は絵の中に入って行きました。ここは法王の書斎です。法王ヨハネパウロ二世が誰かと話をしているのが見えます。その人は彼の横のソファーに座っています。法王はその人に何かを手渡します、彼女はそれを財布に入れます。」

「子よ、法王はだれと話していますか?」

「私の主よ、誰の顔かは判別できません。でも、シンデレラに少し似ています。」

「それは確かですか?」

「はい、私の主よ。」

「彼女の足を見てごらんなさい。」

「私の主よ、見ています。」

「靴の先が開いています。それを開いて両方の靴から紙きれを取り出しなさい。」

「私の主よ、左側の靴の先を開いてその紙きれを取り出します。それは最初は一枚のただの白紙です。でも、今、その真ん中に一つの黒い点が見えます。この黒い点が広がって赤いシミとなり、それが紙全体を覆い尽くします。その紙は今や、この赤い物質に浸透されています。その赤いものが紙からしたたっています。この赤い物質は血のようです、そして、床にしたたり落ちています。私の主よ、それがこの女性の足に落ちて、溜まりを作っています。」

「では、もう片一方の靴から紙きれを取り出しなさい。」

「私の主よ、ここにあります。これは非常にねばねばする紙で、開きにくいです。」

「ねばねばする部分を呪いなさい。だれがそこに置いたかわかりますね?」

「ハイイ、ヘシュノ オディ」。訳すと、「私はお前を呪う、無に帰せよ」、という意味です。

「私の主よ、ねばねばする部分が消えてなくなると、ジョーン・クロフォードが見えます。40年代か50年代を思わせる非常に古風な化粧台の鏡の前に立っています。」

「子よ、彼女は何をしていますか?」

「私の主よ、彼女が引き出しから何かを取り出します。それは銃です。」

「それから?」

「彼女は、男の心臓を撃って殺します。」

「それから何?」

「私の主よ、彼女はベッドの下にあったトランクにその男を入れ鍵を掛けて隠します。次に彼女は窓辺に行って窓を開けます。彼女が海の方を見ているのが見えます。わら葺き屋根のようなものがあるようです。わらが外側に垂れ下がっているのが見えます。」

「さらに何が見えますか?」

「私の主よ、彼女が一枚の羽の付いた帽子をかぶるのが見えます。彼女はトランクをドアの外に引き出します、そして夜の中へと入っていきます。彼女は渚を横切ってそれを引きずって行き、一緒に波の中に入っていきます。潮が引き始めています。そして、彼女はその死体を暗い海の中に放ちます。それから、彼女は水から上がって砂を両手で挟んで擦り合わせます。彼女が、『あの私生児を処理した。』と言うのが聞こえます。私の主よ、これは恐ろしいことです。彼女は実際にだれかを殺したのですか?」

「そうです。」

「なぜ誰もこのことを追求しなかったのですか?」

「しました。」

「では、なぜそれが彼女であるということがわからなかったのですか?」

「めぼしい証拠がないのです。」

「血液は?」

「発見出来なかったのです。」

「私の主よ、一体ここで私は何を見ているのでしょうか。この男性はその広場の中で一生懸命きれいにしようとしています。次に、階段を下っていくと、シナトラがパーティをやっています。さらに、法王がこの女性と一緒です。」

「私の子よ、それをお話ししましょう。でも、まず書斎の法王の所に戻りましょう。その靴をもっているこの女性の横に立っているのは誰ですか?」

「私の主よ、この女性、ジョーン・クロフォード、の後ろに男性が見えます。彼は彼女を見ていませんし、また、法王をも見ていません。しかし、彼はジョーン・クロフォードの後ろの寝椅子の後部にしっかりしがみついています。力一杯握っているので、彼の指の関節が白くなっています。彼は窓の外を見て泣きます。『可哀想に、私の赤子よ、私の赤子に会いたい。』と言っています。」

「子よ、この男性は誰ですか?」

「私の主よ、わかりません。彼は黒と緑色のチェックのベストにダーク・スーツを着ています。彼の靴は白と黒です。ピエロの靴です。靴の先は非常に大きくふくらんでいます。私の主よ、彼はまたとても大きな赤いピエロの鼻をしていて、ボロボロ涙をこぼして泣いています。その涙は、シンデレラ(ジョーン・クロフォード)の頭上にこぼれ落ちて、シンデレラの姿を溶かしています。彼女の頭やドレスなど、なにもかもが溶け去ってしまいます。西洋の意地悪な魔女がシンデレラに取って代わったようです。今、彼女が地下室にいるのが見えます。そこには彼女以外はだれもいません。そして、薪の燃えている黒いだるまストーブの前に立っています。彼女はこのストーブにひたすら薪をくべ続けています。火が輝いて熱くなっていますが、なおも薪をくべ続けます。彼女は黒ずくめの服を着て、歯からは血がしたたり落ちています。私の主よ、薪の束はみな空洞になっています。」

「子よ、そこに行きなさい。今、彼女が手に持っている木ぎれの中に何かメッセージを書いたのがあります。それを取って、そのメッセージを読みなさい。」

「私の主よ、ここに有ります。それを開けましょう。その紙には、このまるまると太った豚のような人だけが見えます。この人がその広場の中にあるシミをほうきできれいにしようと懸命です。」

「子よ、下の方を見なさい、そして、そのメッセージを読みなさい。」

「私の主よ、それには、『私は罪のない女性と子供たちの殺人者である』とあります。」

「私の主よ、殺人者とはだれのことでしょう、また、これはどういう意味なんですか?」

「私の子よ、あなたは再び法王の書斎にいます。」

「私の主よ、でも、彼は産児制限と大家族を公言していません。彼は妊娠中絶に反対です。こう彼は語っていますよ。」

「私の子よ、彼は偽りを語っているのです。」

「私の主よ、なぜ彼は大衆の前に出かけて行って、大家族を力説するのですか?」

「彼らをごまかすためです。」

「私の主よ、どのようにしてですか?」

「法王と一緒に座っているのはだれですか?」

「ああ、殺人者ジョーン・クロフォードと私の知らない人です。」

「子よ、あなたが知らないこのものは、ジョーン・クロフォードの隠れた声、そのピエロです。」

「私の主よ、彼女がどのようにしてピエロだったのですか?私には分かりませんが。」

「子よ、そこで意地悪の継母が仮面舞踏会に出かけようと馬車に乗っているのが見えますか?」

「はい、私の主よ、見えます。そして、その横にはシンデレラに似たジョーン・クロフォードがいます。」

「しかし、彼女はシンデレラですか?」

「いいえ、私の主よ、彼女は意地悪な魔女です。しかし、これがどのようにして彼女をピエロとするのですか?」

「内側の自己、隠れた自己が黒服をまとっているのです。それは邪悪です。その隠れた自己が心の近くにあって黒と緑色のベストを着ています。緑色はお金を表します。黒は死を表しています。そのピエロには赤い鼻があります。それが赤い竜のものだからです。そのピエロは白い靴を履いています。それは、彼女の足、そう、白い純粋な足であることを目立たせようと願ってしたことです。しかし、彼女を知る人たちには本当の自分を隠すことができなかったので、部分的に黒で飾った足でした。」

「私の主よ、でも、彼女がなぜ法王と話をしているのですか?」

「子よ、赦しのため。」

「私の主よ、しかし、彼女はどんな宗教的な関わりも持っていませんでしたよ。」

「おお、彼女は宗教的な関わりを持っていたのです!」

「法王とのですか、私の主よ?」

「彼と同種のね。」

「『彼と同種の』とはどういう意味ですか?」

「彼らは同じ主人に仕えているのです。」

「でしたら、彼女は実際にはバチカンには行かなかったということですね?」

「その必要はなかったのです。」

「どのようにしてですか?」

「悪魔の宮はいたる所にありますよ。」

「あなたはなぜそのことを私に示されるのすか?」

「私の子よ、最もありそうにもない人たちが実は同じ主人に仕えているのだということをあなたに示すためです。」

「それから、フランク・シナトラとブタのこすり洗いと飲酒、喫煙、ギャンブルは何んのことなのですか?そして、火を付けた鶏のしっぽのホステス、この人は誰なのです?」

「その脂に何が起きるか覚えていますか?脂は燃えます。それが罪のない人の命を奪うことと関係があるからです。」

「はい、私の主よ、でも、そのことがシナトラ氏とどう関係しているのですか? 彼が罪のない命を奪うことにどのように関わったのですか?」

「彼の隠れた仕業を通してです、子よ。」

「例えばどんなことでしょう、私の主よ?」

「ポルノと売春。」

「私はそんなこと一度も見たことはありませんよ。」

「そう、あなたは知らないでしょう。」

「私の主よ、彼の公のイメージは確かなものです。」

「子よ、あなたは自分を素朴だと思いますか?」

「私の主よ、ある意味そう思います。」

「バーのテーブルの所にいるシナトラ氏の所に行ってごらんなさい。彼のポケットからナイフを取り出しなさい。それを開いて、その刃に書かれていることを読みなさい。」

「私の主よ、私は真珠の柄の付いた大きなナイフを持っています。それを開きます、そして、一方の面には、『私は殺す』、またもう一方には、『罪のない女と子供を』と言っています。」

「子よ、シナトラ氏を見なさい。何が見えますか?」

「私の主よ、厚くて黒いなめらかなバックの髪の人が見えます。彼の爪は長くてナイフのようです。彼は何かを噛んでいます、そして、噛むたびにチュッと音を出しています。何かのボールです。ガムではないようです。この人は全身黒ずくめの服を着ています。でも、シャツのボタンのある前側に沿ってと、ズボンのボタン隠しに沿って、少しばかり黄褐色をした飾りがあります。彼の靴はまた大きくて黒いつま先をしたピエロの靴に似ていますよ。でも、靴の後ろの部分、かかとが欠けています。私の主よ、その靴の上には鮮血が付着しています。その血はナイフ、即ち、彼の爪から滴っているのです。彼の歯は白いのですが、口は大きな黒い洞窟に似ています。」

「洞窟の中を見てごらんなさい。何が見えますか?」

「私の主よ、暗黒に瞬く星が数個見えます。」

「中に入って行きなさい。」

「私の主よ、仰るとおりに致しましょう。でも、中は汚いので気持ちが悪いです。ひどいいきれです。鼻をやけどしてしまいそうです。」

「ポケットから白いハンカチを取り出して鼻を覆いなさい。そうすればもう臭いはしません。」

「はい、私の主よ、これだと大丈夫です。」

「何が見えますか?」

「私の主よ、ここは暗いのでこのライトで照らしています。こうもりが彼の上顎から下がっているのが見えます。」

「他に何か?」

「黒い液体の泉が喉でガラガラうがいをしています。黒いインクに似ています。」

「このインクに触ってごらん。」

「脂ぎっています。」

「子よ、他には何か?」

「私の主よ、これはねばねばしています。これは濃いのりのように私の指にまとわりつきます。それを振り離すことができません。」

「子よ、それを呪いなさい。」

「ハイイ、ヘシュノ、オディ」。私はお前を呪う、無に帰せよ。やっと、私の手から消え去って、私の周りからも見えなくなります。口の内部が薄い黄褐色になります。まだ星が瞬いています。でも、黒い泉はまだガラガラうがいをしています。そして、いきれが泉からまだどんどん溢れ出しています。

「私の主よ、これは一体何なのですか、仰ってください。」

「子よ、あなたはフランク・シナトラの外側のイメージではなく、彼の内面を見ているのです。あなたは彼の地下組織の一味のことをを聞いたことがあります。しかし、彼らのやっていることはあなたが知っているよりはずっと奥深いのです。売春、ギャンブル、麻薬、その他諸々の悪を行っているのですよ。フランク・シナトラのテーブルの近くでビールのジョッキを落とした女性は売春婦でしたよ。彼女がビールを落としました、すると、火がつきましたね。その時、彼は地下社会による酒とギャンブルの悪の普及に打ち込んでいたのです。彼の一味は炎のように広まり、成長して麻薬を取り込むようになりました。彼が濃い黒髪で黒服に身を包んだ黒ずくめのギャングに似ているのがわかりますか? 彼の魂の様は私の光に欠けて真っ黒です。彼の靴はピエロの靴のようです。あなたには彼が純朴であるように信じさせたかったのです。」

「私の主よ、彼はどのようにしてピエロになるのですか?」

「彼は悪魔のために黒い靴でジグを踊ります。彼の靴のかかとは抜けてしまっています。それは自分所有の大劇場で公の面前での彼のイメージづくりに懸命だからです。彼は役者です、だから彼はピエロなのです。人々は彼のメーキャップという穴から彼を見ます。しかし、彼の真相を知る人もいるということについては無知なのです。彼の衣服は黒です。彼が徹頭徹尾邪悪であるからです。ただ、シャツの前部に沿った小さなふち飾りとボタン隠しを除いてね。」

「私の主よ、このふち飾りは何ですか?」

「私の子よ、この黄褐色のふち飾りはイメージと関係があります。面倒見がよいというイメージづくりのために、そこの部分は注意深く縫ってあります。ボタンのすぐ外側の彼のシャツの開きに沿っては、『私のシャツを全部差し上げましょう』というイメージプロジェクトを実行するためであり、ボタン隠しに沿っては、『自分のズボンをあなたに差し上げましょう』を意図してのものです。子よ、これでさえ黄褐色なのです、白ではありません。動機が純粋ではないからです。なるほど、それは良いことなのですが、人に見せるためです。ですから、それが何のためであるかがわかります。なにか追加されたもの、シャツの外側に縫いつけられたものです。私の子よ、彼の両手にはナイフがあります。彼の仕業が大勢の人々を死に追いやったため、ナイフからは彼の靴の上に血がしたたっています。真珠の柄のナイフがその道具です。外側の真珠は善意を表します。仕業が善であることを見せるためです。しかし、その表面のすぐ下を見ると、彼が一味との仕業によって、多くの無実の女性と子供を殺したことがわかるのです。」

「私の主よ、どのように?」

「アルコール、麻薬、売春、ポルノ、幼児ポルノ、および妊娠中絶を通してです。こういうわけです、私の子よ。そのギャングがやることはこういう類のことなのです。」

「私の主よ、この男性が間もなく死のうとしています、これは大変悲しいことです。」

「そう、私の子よ、一つの魂が地獄に向かおうとしているからです。」

「私の主よ、一味の頭目の一人であるこの男性が、その池から出て来ることはあり得ないのですか?」

「私の子よ、そうではありません。というのは、彼のやったことの多くが無知によるものであり、法王が提供した餌に食いついたに過ぎないからです。子よ、極めて多くの者達の終局は地獄でしょう。彼らが自分の力と名声のために多くの魂を売買したのですから。私の子よ、これらの大部分は失われています。彼らは、世の呼び声を聞いて金と物の崇拝を始めます。彼らは、滅びてもその理由を知らずにいます。私の子よ、私は無知な人々をとがめません。しかし、真理を知っており、私を知っていて、なお私をないがしろにして悪魔と共に生きる、このような者に対して私は大いなる裁きを用意しています。子よ、このような者への罰ははるかに厳しいのです。さて、私の子よ、生まれ変わること(reincarnation)がなぜ必要なことであるかを是非あなたに理解してほしいと思います。子よ、火の池を見てごらんなさい。何が見えますか?」

「私の主よ、多くの魂が大いにもだえ苦しんでいるのが見えます。多くの者があなたを呪っています。ある者は泣いています。私の主よ、時折、誰かが『神よ、私を助けてください。』と言うのが見えます。そこで、御使いがその人に救命具を投げてやりますと、彼は引き寄せられ暗い山の頂上に連れてこられます。そして、何か飲み物が与えられます。私の主よ、時折、泣いている人々の中の一人がドアのところまで連れてこられて、彼から飲み物をいただいています。そのドアが、『神は出口である』と言います」。

「その通りです、私の子よ。彼らが必要以上の苦痛を受けることは私の好むところではありません。しかし、私の子よ、覚えておきなさい。反逆的な霊には試練と過ちを通して以外に教示不可能です。そして、これは非常に長い道程です。」

「私の主よ、すると、最大の反逆者には多くの困難な道があるのでしょうか?」

「そうです。なぜなら、より高い意志が彼らをより良い道へともたらすことが出来るには、彼らの自己の意志が破壊されなければならないからです。今日はここにあっても明日は過ぎ去るーー物質的な方法、これが破壊の方法です。私の霊の道、私の道(マイ・ウェイ)、即ち、より高度な道は永遠です。子よ、人生の旅路とは地の主である私を認識するためにあるのです。それはまた、魂のより高度な、より清められたレベルへ進化するためです。

子よ、私は魔法の杖を振ってあなたの否定的な部分を溶かし去ることは出来ないし、そうしようとも思いません。悪魔は魔法の杖を振るのです。あなたの自己が私の光を通して清められるまで、石ころだらけのの道であなたを導きます。あなたも知っているように、宗教界の多くの人々が抱きがちな一晩の問題ではありません。子よ、このことは狭い道を歩こうというすばらしい願望をもたらします。そして、そのコースにいることは偉大な業なのです。あなたがバチカンで見たあの脂のシミは、ほうきをもってしても洗い去ることは決してできません。たとえ、法王が魔法の杖を振り回したとしても同じことです。しかし、私はあなたがた各々に私の言葉の石鹸と水をあげましょう。そして、あなたは自分の分を果たすのです。

私はイエスです。
私はエホバ、地の至高の神です。」

見た通りのことを、口述を受け、記録しました。
1997年7月11日

リンダ・ニューカーク



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第1巻
(Chapter 01)



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